実運送体制管理の新機能(法改正対応)

概要

2024年の法改正により義務化された「実運送体制の把握および管理簿作成」を、AEGISAPP運送業の受注データから自動生成・電子化する新機能です。
元請・一次請などの請負階層ごとに、運送依頼書や体制管理簿を半自動で作成・通知・保存できます。


機能フロー

  1. 受注入力
     請負階層(元請/一次請など)を選択するだけで、帳票に必要な基礎情報(委託者・引受者など)が自動補完されます。

  2. 帳票自動作成
     「運送依頼書兼引受書」が自動作成され、元請からの連絡事項を含めて下請へ自動通知されます。

  3. 下請応答処理
     下請側で、引受書に記載された実運送会社名・請負階層を入力します。
     (※将来的にはAPI連携による自動入力を予定)

  4. 体制管理簿の生成
     荷主ごと・月ごとに「実運送体制管理簿(PDF)」を自動生成し、監査や法令対応時に即時提出可能です。

  5. 不備アラートと承認
     未入力項目がある場合、システムが警告を表示。入力補完の上、管理者の承認により正式保存されます。


対応法令と背景

本機能は、以下の貨物自動車運送事業法(いわゆる物流2法)に対応しています。

法令 内容
第12条 真荷主への情報提供義務(情報書面の交付)
第24条 元請業者による下請への連絡事項通知義務
第24条の5 実運送会社情報の把握・通知・帳票化義務

特に第24条の5では、元請業者がすべての実運送会社とその請負階層を正確に把握し、帳票にまとめる義務が明文化されました。

AEGISAPP運送業では、この煩雑かつ法的に重要な業務をシステム化・自動化することで、
法令遵守・監査対応・業務効率化を強力に支援します。

実運送体制管理簿フロー

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